【分かった気になれる映画紹介】ミッションインポッシブル フォールアウト/ ミッションインポッシブル/6 / Mission: Impossible – Fallout を分かりやすく説明 ※ちょっとネタバレあ
製作国:アメリカ
監督:クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie)
脚本:クリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie)
ジャンル:アクション
境遇/世界観:スパイ_CIA_テロ_核兵器
面白かった度:★★★★★
ミッションインポッシブル フォールアウトは、
無謀なミッションばかり受けるとんでもスパイのイーサン・ハントと彼の仲間たちが盗まれたプルトニウムを回収する話
です 。
少し詳しく説明すると、
無謀な任務を何度も遂行してきたスパイエージェントのイーサンにまた新たな任務が命じられました。
その内容は「盗まれた3つのプルトニウムを回収する。」というものでした。
イーサンとその仲間達はそのプルトニウムが闇取引される現場を突き止め、奪還一歩手前まで行きますが、奇襲を受け失敗してしまい、プルトニウムは何者かに奪われてしまいます。
色々調べた結果、ラークという男がプルトニウムを手に入れようとしていることが分かりました。
再度奪還作戦を遂行するためにCIAよりウォーカーという男がイーサンのもとに新たに送り込まれました。二人はラークがプルトニウムの仲介組織と接触する場所の情報を得て、そこでラークと思われる人物を見つけだし交戦します。
ラークと思われる男はめちゃくちゃ強く、二人ががりで行くも危うくやられそうになりますが、MI6の諜報員であったイルサによってラークと思われる男は射殺されます。
イーサンはラークになりきり、プルトニウムの仲介組織のウィドウという女性と取引します。取引の条件はソロモン・レーンという男を脱獄させること。
イーサンはプルトニウム奪還のためにその条件を呑みました。
イーサン達は何とかレーンを捕らえることに成功しますが、度々怪しい動きを見せるウォーカーに不信感を抱いたイーサンは、確かめるためにレーンに変装させた仲間とウォーカーを二人きりにしました。するとウォーカーは本性を明らかにし、レーンを連れ出そうとしました。なんとウォーカーがラークだったのです。
イーサンたちはそれを見破りラークを捕まえようとしますが、CIAが判断を誤りラークを取り逃がしてしまいます。
ラークはレーンとプルトニウムを奪い逃走しました。
そして、最初にプルトニウムを奪っていたのは実はラークが発足した組織のアポストルで、ラークはレーンと結託しプルトニウムで核爆弾を作り、インドとパキスタンの間にあるカシミール地方というところに核爆弾を仕掛けました。そしてそこにはラークの画策によりイーサンの元妻のジュリアが国際医療団体として派遣されていたのです。
ラークを追ってそこにたどり着いたイーサン達は、そこに仕掛けられた核爆弾を探しますが、その時ラークによって起爆スイッチが押されてしまい、起爆装置を持ったラークはヘリコプターで飛び立ってしまいました。爆発までの時間は15分。
爆弾を起爆させない為には、爆弾の配線を切り、さらに起爆装置のキーを抜く必要がありました。
イーサンの仲間たちは急いで爆弾を探しました。
イーサンは起爆装置を持ったラークを追いヘリコプターに何とかしがみ付いて、ヘリを乗っ取ったりして断崖絶壁でラークを追い詰めます。
イーサンの仲間たちは、レーンに邪魔されつつも何とかギリギリで爆弾の線を切ることに成功しました。
そしてついに爆発までのカウントがゼロになった時、爆弾は爆発しませんでした。イーサンがギリギリのところで起爆装置のキーを抜くことに成功したのでした。
イーサンは無事救出されて、めでたしめでたしでした。
身柄を拘束されたレーンは、CIAから仲介組織を通してMI6へと引き渡されました。
(仲介組織を挟んだのは、MI6としてはレーンがCIAに情報を漏らしていた場合都合が悪いため、それをCIAが隠すためだと思います。結果的に仲介組織はCIAにもMI6にも借りを作ることができました。)
・・・
ちょっとややこしいので今回の登場人物・組織の目的・行動をまとめると、
■IMF(イーサン達)
- CIAの下部組織で、盗まれたプルトニウムを奪還する極秘任務に就く
■CIA(アメリカ)(ウォーカーが潜り込んで画策していた)
- 盗まれたプルトニウムを奪還したい
- 元MI6のレーンを捕まえて色々情報を聞き出したい
- ウォーカーの入れ知恵でイーサンをラークだと疑う
■MI6(イギリス版CIA)(イルサ)
- 元MI6で裏切ったソロモン・レーンを、情報漏えいを防ぐために確保したい。
■ラーク(ウォーカー)
- 核兵器を使って世界を壊滅状態にし、そこから世界を再建したいという考えを持つ危ないテロリスト
- CIAに潜り込みイーサンの監視役に着き、アポストルからの依頼であったレーンの脱獄を成功させ、最終的にイーサン達からレーンとプルトニウムを奪い逃走に成功
- 交換条件であったプルトニウムを手に入れ、核兵器を作る。
■アポストル(シンジケート後継団体)(レーン)
- 無政府主義で政府のない世界を創りたい。映画序盤でプルトニウムを盗む
- プルトニウムと引き換えにレーンの脱獄を仲介組織を通してラーク(イーサンがなりすましていた)に依頼し、手付としてプルトニウ1つを仲介組織に渡す
■仲介組織(ホワイト・ウィドウ)
- 闇の世界でグレーな商売をしていて、CIAやMI6とはイイ関係でいたいので借りを作りたい
- アポストルとラークの仲介をし、プルトニウムを1つ持っていた
映画を簡単にまとめると、
凄腕スパイがハチャメチャする話
です。
おしまい。