はだしのあるきかた

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【ライブレポート】Ash Japan Tour 2018/11/22 渋谷CLUB QUATTRO セトリ/使用機材

渋谷CLUB QUATTROで行われたAshのliveに参加した。
 19時頃ライブハウスに到着。現地でTシャツを買って着替えようと思ってライブ用のTシャツを用意してこなかったが、QUATTRO のロッカーは入場前のエリアにしか無かったようだ。一瞬上裸で入場しようか迷ったが、それはやめておき仕方なく着てきたヒートテックエクストラウォームで入場し、中で買ったTシャツを上から着ることにした。
絶対暑くなるだろうが・・・。
 
会場に行くと以外に(失礼)人が入っていて驚いた。最近海外のバンドのライブに行くと、実力からは考えられないくらいすかすかなことが多かったので少し以外であった。個人的にはAshは大好きなので、こんなにAsh好きな人がいるのかと思うととても嬉しかった。

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 90年代前半から活動しているバンドということもあり、年齢層は割と高いように感じた。20代後半から30代くらいの方が多く、それ以上に見える方も結構いいた。外国人の方も多かった気がした。
 
オープニングアクトは無し。19時半を少し回った頃、Ashのメンバーがステージに現れた。

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セットリスト

True Story
Kung Fu
Cocoon
Annabel
Oh Yeah
Confessions in the Pool
A Life Less Ordinary
Goldfinger
Walking Barefoot
Shining Light
All That I Have Left
Incoming Waves
Orpheus
Cantina Band
Jesus Says
Numbskull
Buzzkill
Girl From Mars
Burn Baby Burn

アンコール
Did Your Love Burn Out?
Angel interceptor
Teenage Kicks
Lose Control 

 

 1曲目の”True Story”の演奏が始まると、オーディエンスからは「待ってました!」と言わんばかりの歓声が上がる。

最新アルバムの「Islands」は個人的に名盤なのだが、ライブでこのアルバム曲の演奏が聞けることにとても感動した。
セットリストは最新アルバムの曲を中心に昔の曲も多く演奏され、アンコール含め23曲演奏された。
 
彼らの音楽を聴くと何故だか自分も音楽をやりたい気持ちになってくる。
彼らの演奏は完璧ではない。ミスタッチもある。3ピースということもあり音が足りなく感じることもある。しかし彼らの音楽には他の技巧派バンドにも負けない、それにも勝る魅力がある。
彼らは彼らがやりたいことを、ただただ追求しているように見える。そしてそれがオーディエンスにも受け入れられている。それは彼らの音楽にそれほどの魅力があるからだと思う。
 
6曲目の”Confessions in the Pool”の演奏を見ている時、「ああ、楽しそうだな。いいな。」と思い、思わず涙が流れてしまった。
 
16曲目に演奏された”Numbskull”では、原曲ではイントロ部分にティムの奇声が入っているのだが、ライブではそこを観客も一緒に奇声を上げるのが定番(?)のようで、フロアからは様々な奇声が飛び交っった。これが私の中では新しく、すごく面白くて私も頑張って参加した。こういうのは音楽プレーヤーでは味わえないライブならではの楽しみだろう。
奇声のレパートリーがなかったので今後のために準備しておこうと思った。
 
Kung Fu”や”Orpheus”、”Burn Baby Burn”等のファンの中ではお馴染みの曲では、オーディエンスは拳を突き上げもみくちゃになりながら踊り、”Oh Yeah”や”A Life Less Ordinary”、”Walking Barefoot”、”Shining Light”といった名曲では、オーディエンスの大合唱が起こった。


Ash - Oh Yeah!

 

本編最後の曲”Burn Baby Burn”が終わり、Ashのメンバーは観客に手を振りステージを後にする。ここまで約1時間半で19曲が演奏されたが、足りない。これじゃ全然足りないという気分だった。その気持は他の観客も同じようで拍手は鳴り止まない。

 

しばらくすると、Ashのメンバーが再びステージに戻ってきた。

軽く挨拶をすると、”Did Your Love Burn Out”の演奏が始まった。

この曲は今までのAshの曲には無いようなUKインディーロック感漂う曲で、Ash独特のポップでキャッチーな曲ではない。きっとティムを始めメンバーがやりたくてやっている曲なんだろうなと勝手に思いつつ曲に酔いしれる。

 

Angel interceptor”が演奏された際はマークがフロアまで降りてきてベースを弾き、(所々弾いてない)観客もマークに群がり大いに盛り上がった。

そしてマークはそのままベースだけををステージに戻し、自身はフロアに残り完全に観戦モード。そしてその流れでThe Undertonesのカバー曲”Teenage Kicks”の演奏が演奏された。

マークは観客に混ざりフロアで踊り、観客の女性一人を肩車するサービスまで見せた。

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 その後も観客と肩を組み踊ったり、私も思わず背中を何回もポンポン触ってしまった。体デカかったな。
演奏が終わってマークがステージに戻るとティムが、「楽しんでたみたいだね、でも、チケット買ってないよね。」と言われてマークが拗ねるというやり取りがあり、観客からも笑いが起こっていた。
 
 そして最後は”Lose Control ”で完全燃焼しフィニッシュ。
最高に笑顔になれた夜だった。

Ash

  • ロック

使用機材

※分かった限りで記載します。

ティム・ウィーラー(Tim Wheeler )

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Gibson USA/Flying V