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【分かった気になれる映画紹介】50回目のファースト・キス / 50 First Dates を分かりやすく説明 ※ちょっとネタバレあり

公開日:2004年2月13日
製作国:アメリ
監督:ピーター・シーガル(Peter Segal)
脚本:ジョージ・ウィング
ジャンル:ロマンティックコメディ_ラブコメディ
境遇/世界観:純愛_記憶障害_一途
面白かった度:★★★★

 

 

50回目のファースト・キスは、

 

過去の恋愛経験から本気の恋愛ができないでいた男性ヘンリーと、短期記憶喪失障害で1日しか記憶がもたない女性ルーシーとの純愛物語

 

です。


少し詳しく説明すると、

ハワイの 水族館で獣医師として働いているヘンリーは、昔の彼女に浮気をされて以来本気で恋が出来ないでいました。そして彼にはいつかアラスカでセイウチの生態調査をしたいという夢がありました。

 

ある日たまたま入ったレストランでルーシーに会い、一目惚れしたヘンリーはルーシーに声をかけ、二人は意気投合します。

しかし翌朝、同じ店でたヘンリーがルーシーに声を掛けると、ルーシーはヘンリーのことを全く覚えていませんでした。

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ルーシー「あなた面白い人ね。また明日会いましょう。」

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次の日・・・・・

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ヘンリー「やあ、ルーシー!」

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ルーシー「あなた誰?」

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ヘンリー「!?」

 

実はルーシーは交通事故の後遺症で、事故前日までの記憶は残っていても、それ以降の記憶が全て一晩寝ると忘れてしまう短期記憶喪失障害だったのです。

彼女の家族や周囲の人々は、彼女が悲しまないように事故前の1日を毎日演出していて、ルーシーは同じ1日を繰り返す日々を送っていました。

 

それでもルーシーを諦めきれないヘンリーは毎日ルーシーに会い、口説きます。

最初は上手くいかず、彼女の家族からも良く思われていませんでしたが、段々ルーシーと仲良くなるコツを掴んでいきます。

そしてルーシーの家族からも認めてもらえるようになります。

 

しかしある日ルーシーは自分の病気のことを不意に知ってしまい、とても悲しみます。

 

ヘンリーは今のままではルーシーのためにならないと思い、事故のこと、そして自分についてを知らせるビデオテープをルーシーに毎朝観てもらうようにしました。

すると二人は、今までよりもより親密になれるようになりました。

そしてヘンリーはある夜ルーシーにプロポーズし、ルーシーは承諾します。

 

ある日ルーシーは、ヘンリーが自分のために夢を諦めようとしていることを知ります。

 そして自分のせいで夢を諦めてほしくないルーシーは、ヘンリーに関係を終わらせたいと告げます。

ヘンリーは泣く泣く別れを受け入れます。

 

そしてヘンリーは夢を叶えるため、船でアラスカへ向かう日を迎えます。

しかし出発直後、ヘンリーはルーシーへの思いを捨てきれず、船を引き返して彼女に会いに行きます。

 

ルーシーは、やはりヘンリーの事を覚えていなかったのですが、ヘンリーにある絵を見せました。

それは、何枚も描かれたヘンリーの肖像画でした。

ルーシーは言いました。

「あなたが誰か分からないけど、私あなたの夢を毎日見るの。どうしてかしら?」

ヘンリーは今までのことを全て説明し、揺るがない彼女への思いを伝えました。

 

そして、ルーシーは朝目覚めると見慣れない部屋にいて、置いてある1本のビデオテープを観ます。

その内容は彼女の今までの出来事、ヘンリーとの結婚式の模様、そして最後にこんなメッセージで締めくくられていました。

「おはよう。外は寒いから上着を着ておいで。一緒に朝ごはんを食べよう。」

そしてルーシーが外に出ると、そこは大海原に浮かぶ船の上で、ヘンリーと娘が彼女を迎えるのでした。

 

映画を簡単にまとめると、

1日しか記憶がもたない女性ルーシーと、1日の間しか彼女の記憶に残れない男ヘンリーが、永遠の愛を誓う話

 

です。

 

感想・見どころ

けっこうコメディ要素が強く、テーマの割には楽しく観れます。

作中でヘンリーがルーシーに自分で作ったラブソングを歌うシーンがあるのですが、それがとてもいい曲なんですよね。洋画ってこういうところのレベルが高いと感じます。

 

洋画でたまにありますが、日系アメリカ人?の俳優がギリ意味のわからない日本語のセリフを言うシーンがあるのですが、あれどうにかならないんですかね。(笑)

まあ逆に日本の映画なんかでも同じようなことは多々あるんでしょうけどね。最低限ちゃんと分かる人に確認をとってから撮影してほしいですよね。

 

追伸

2018年6月に日本でリメイク版が公開されるみたいですね。

いや、だからこのブログ書いた訳じゃないですよ!ブログを書き始めてから知ったんですから。

本当にたまたまですよ!

公開されたら観に行きたいなあ。 

 

 おしまい。