はだしのあるきかた

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【ライブレポート】NEW FOUND GLORY 20th Anniversary Tour 2018/03/23 新木場Studio Coast セトリ/使用機材

新木場Studio Coastで行われたNEW FOUND GLORYの「20th Anniversary Tour」に参戦した。

 20周年のバンドということもあってかオーディエンスの年齢層は20〜30代くらいの人が多く、やや高めだと感じた。みんな元気だなあ。

 
オープニングアクトに元Yellowcardのライアンキーが弾き語りで登場。
コーストでのYellowcardの解散前最後のライブ以来だったが、またライアンの歌が聴けると思うと、とても胸が熱くなった。というかオープニングアクトでライアンキーとはなんて贅沢なんだ。単独公演でも観たいくらいだ。
 
そしてライアンが登場。Yellowcardの曲を歌ってくれるということでとてもテンションが上がる。
 
セットリストはYellowcardの曲を中心に5曲演奏された。
大好きな曲"Rough Landing, Holly"、"Hang You Up"を歌ってくれた時は目頭が熱くなった。この曲をまた聴ける日が来るとは。
最後に名曲"Ocean Avenue"も聴けて大満足だった。
ライアンは演奏中に度々シンガロングを求めてくる。歌いたい気持ちは山々で歌えるところは歌うのだが、いかんせん求められるキーが高い…。一部のコアなファンは立派に歌っているが、よく声出るなあと関心してしまう。
 
使用ギターはTAYLORの400 Seriesだと思う。見た目と音での判断なので参考までに。
TAYLORのエレアコは私も愛用しているので少し嬉しかった。
 
そしてNEW FOUND GLORYの登場。
セットリストは予告通り、3rdアルバムのSticks and Stonesと4thアルバムのCatalystの全曲が演奏された。
20日に行われた大阪でのセットリストは2ndと3rdで、正直なところそちらの方が魅力的だと思っていたが、実際ライブを見たら全くそんなことはなかった。頭からラストまで殆ど踊りっぱなしの最高のセットリストだった。

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 セットリスト
Understatement
All Downhill From Here
Never Give Up
Who Am I
Something I Call Personality
Truth Of My Youth
The Great Houdini
Doubt Full
Sonny
Your Biggest Mistake
It's Been A Summer
Over The Head, Below The Knees
Singled Out
Party On Apocalypse
At Least I'm Known For Something
Belated
No News Is Good News
Head On Collision
Failure's Not Flattering
This Disaster
I'd Kill To Fall Asleep
I Don't Wanna Know
Forget My Name
The Story So Far

アンコール
The Glory Of Love
Ending In Tragedy
Intro
My Friends Over You
 
ジョーダンは登場から終始20th Anniversaryのロゴが入った大きなタオルをマントのように身につけて歌っていた。ライアン同様、シンガロングを頻繁に煽る。
ライブでよく演奏される”My Friends Over You”等の曲のサビは頭に入れておいた方が、よりLiveを楽しめるだろう。
 
ティー脱退後、ギターはチャド一人体制だが、所によっては裏で誰か弾いているのか音の薄さは感じなかった。MCは主にティーヴが担当していた。20周年を祝う言葉やオーディエンス、ライブに関わった人々への感謝等を話していた。
もっと詳しく書ければよかったが、英語のリスニング力が乏しくてなかなか聞き取ることができなかった。(教えてくれる方募集)
 
イアンは淡々とベースを弾きながらドヤ顔をしたり、舌を出して戯けた顔をして観客を盛り上げていた。
ただ、ジョーダンやサイラスを見たいときに限って、そこにイアンが現れ視界を遮られ、さらには変顔をかまされた時は何だか少しイラっときてしまった。(笑)だがそれがイアンの愛嬌。そのままでいてほしい。
 
サイラスの堅実でグルービーなドラムは正にNEW FOUND GLORYサウンドを支えていた。クラッシュの使い方やフロアタムを2つ使用した演奏で音の厚みを出せていたからこそ、4人編成でも大迫力のサウンドが作れているのだと思う。
 
近年PUNKバンドが減少傾向にあったり、PUNKSPRINGが終了したり、一昔前に比べたら若干PUNK人気が下がってきたように感じるが、ライブ会場に行く度にまだこんなにPUNKが好きな人がいるじゃないかと思う。ライブがこんなに楽しいんだから、PUNKが無くなる訳ないよな。パンクは色褪せない。

使用機材

こちらも見た目と後に調べた内容を照らし合わせたものなので差異はご容赦いただきたい 。

チャド・ギルバート (Chad Gilbert)

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Gibson Les Paul Custom Ebony
Mesa Boogie Dual Rectifier
イアン・グルーシュカ (Ian Grushka) 

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Ampeg SVT Classic Heads
サイラス・ブルーキ (Cyrus Bolooki ) 
Zildjian A Custom
VATER 5B VH5BW